釣行記

201404210032014年4月21日
何度となく訪れているパラオ共和国。
到着翌日の朝、海岸に立つ。風がない。水面は異様なほど穏やかだ。

この国は周りをリーフに囲まれているので、その外側に出ない限り、
海は穏やかなことが多いのだが、まさに鏡のような水面は珍しい。

タックルをボートに持ち込み、パラオ人のキャプテン、
ゴードンと二人でペリリュー島の南端へ、いざ出港。

頭上は照りつける太陽。雨雲は見当たらない。
人工的なものの無い風景の流れは、心まで癒してゆく。

ペリリュー島が近づき外洋に出ると、さすがに軽いうねりが出始める。
いつもは進むのもやっとの場所、それをフルスロットルで走り続けている。
小型ながらYAMAHA の最新フィッシングボートだけあって、揺れも少なく、
後席の端に居ても飛沫を浴びることはない。

ポイントのペリリューコーナーに到着。幸いダイバーはいない。
相変わらず風はないが、ここは外洋の潮流が激しくぶつかって、
波が高くなり、船上に立っているのがやっとの経験しかない場所。
しかし、湾内と変わらない。
ふと思う。流れが無いということだ。釣れないのではないか、と。
そんな思いは、一投目から断ち切られた。
ルアーはカーペンターの GT-γ140 着水後、二度のジャークで
目測1mのGTと2mの鮫が同時に飛びついてきた。が、
どちらも、かからなかった。

もう少しだけ、島から離れたところへ移動。
いつもならば、どの方向へ投げればよいかゴードンに目配せし、
指さす方向へ投げていたが、今は水面下の色の違いが海底地形を教えてくれた。
何の迷いもなく、自分で決めた方向へキャスト。 来た!
水面を割って出た頭は、確かに大きなGTだ。尾も見えた。でかい・・
ゴードンの奇声を背に、フッキング。 かかった。
最新のステラSW14000XG から、勢いよくラインが出てゆく。
カーペンターのロッド、HL-Tuna87 は、綺麗な弧を描く。
腰を落として耐える。止まった。しかし膝を伸ばしてリフティングしようとも
ドラグが唸りをあげるだけで、浮いてはこない。そして、また走り出す。
約三分後、100lbのリーダーは、ルアーとの直結部分から
あえなくブレイク。

何故だろう。もちろん悔しいが、夢が近づいたとでもいうのか、
不思議と嬉しい気持ちも大きい。リーダーの太さなど、反省点は多い。

それから約2時間で、10kg 前後のGTを3本あげて、帰港。
次こそは!   記 谷口竜治2014042100220140421001

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